お高いレンズを買えば解決するのかもしれないけど、下手したらカメラ本体より高くなってしまうレンズ。
特に望遠レンズは高すぎて、そんな簡単に買えません。
マイクロフォーサーズだからフルサイズと比べると安価とは言え、愛用しているOMSYSTEM(旧Olympus)でPROレンズを買うと40-150mmは22万円、150-400mmは88万円!
到底ムリと普通のM.ZUIKOレンズを使っている人も多いはず。
すると気になるのが解像感。腕の問題を差し引いても甘い。
そこでLuminarNeoのご紹介です。
Luminar Neoとは
Luminar NeoはウクライナのSkylum社で開発された写真編集ソフトです。
写真編集と言えばlightroomやPhotoshopが思い浮かぶと思いますが、Luminar Neoは最近シェアを伸ばしている優秀なソフトです。
lightroomやPhotoshopはサブスクでしか利用できませんが、Luminar Neoは買い切りもあり安価に使うことができるので愛用しています。
プリセットが充実しているし、直感的に操作できるので気に入っています。
また改めて記事にしたいと思います。
スーパーシャープを使って解像感を爆上げ
Luminar Neoにはスーパーシャープという機能があり、いわゆるピン甘写真や被写体ブレを軽減してくれます。
この機能を使えば解像感がイマイチな写真も良くなるのでは?と思って検証してみました。
素材は300mmにデジタルテレコン2倍を付けて換算1200mmで撮影した月の写真です。
明らかに解像感が増していますね。
元の写真は全体がぼんやりしていて「ちょっと使えないな」と思っていましたが、これなら使えそうです。
月の右上をもう少し拡大して比較してみました。
設定は低→中→高の3段階ありますが、「高」で掛けています。
クレーターや凸凹の陰影がハッキリしているのが分かります。
また月の輪郭もクッキリしていてぼんやり感がかなり低減されました。
素材によっては強く掛け過ぎるとノイズっぽくなってしまうことがあるので、結果を見ながら調節すればOKです。
まとめ
ご覧の通り、スーパーシャープを掛けると見違えるほど解像感が増すことが分かりました。
特に難しい操作もなくボタンを一つ押すだけなので誰でも簡単に解像感を増すことができるのがいいところ。
撮影時のピント合わせの甘さやレンズの問題もあると思いますが、これだけ良くなるのであれば多少お安いレンズを使っても作品に仕上げることはできそうです。
現像ソフトで加工することを嫌がる方もいらっしゃいますが、僕は無加工に拘りはないのでガンガン使っていこうと思います。
加工でしかできない表現もたくさんありますしね。
とは言いながら、撮って出しでもっといい写真が撮れるようにこれからも努力します。