僕の愛用しているOM-1をはじめとするマイクロフォーサーズ機は暗所が苦手とされています。
そのため星空撮影は苦手で不向きと言われていますが、十分に撮影できます。
そこでマイクロフォーサーズの低価格を生かした10万円以下で買える星景写真にオススメの単焦点レンズを4つ紹介します。
星景写真に向いているレンズとは
- 夜空を広く写すために超広角~広角レンズがいい
- 暗い夜空でもたくさんの星を写すためにF値の低い明るいレンズがいい
- サジタルコマフレアの少ないレンズがいい
星景撮影には広角レンズがいい
空いっぱいに広がったキレイな星空を撮影するには広角レンズが向いています。
画角が狭くなるほど映る範囲が狭くなって星座が全部写らなかったり、上手く景色と絡めることができなくなることがあるからです。
例えば冬の大六角(ダイヤモンド)を全て写真に収めようとすると、10mm(換算20mm)以下は必要です。
F値は2.0以下がおすすめ
星がキレイに見える夜空は想像以上に暗いので明るいレンズが必要です。
レンズが暗いと必然的にISOを高くする必要があり、マイクロフォーサーズの弱点であるノイズが出てしまうからです。
一般的に星空撮影はF値2.8以下と言われることが多いですが、暗所が苦手なマイクロフォーサーズではF2.0以下を目安にするといいと思います。
単焦点レンズの方がズームレンズよりF値が低く、明るいレンズが多いので超広角の単焦点レンズがおススメです。
サジタルコマフレア
星が点にならず鳥が羽を広げたような形になるサジタルコマフレアという現象があります。
これは周辺減光やコマ収差の一つで、写真の端に行くほど発生しやすくなります。
星空撮影にはサジタルコマフレアが発生しにくいレンズの方が星空撮影に向いています。

星空撮影におすすめの10万円以下で買えるマイクロフォーサーズ広角レンズおすすめ4選
前置きはこれくらいにして、さっそく星景写真におすすめの広角レンズを4つ紹介します。
マイクロフォーサーズの強みは価格の低さもあると思うので、お小遣い生活のサラリーマンやバイト暮らしの学生さんにも買えるように10万円以下の商品に限定しています。
LEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.
| 最小F値 | 1.7 |
|---|---|
| 焦点距離 | 9mm(35mm換算18mm) |
| 絞り形式 | 7枚羽根 円形虹彩絞り |
| 最短撮影距離 | 0.095m |
| 最大撮影倍率 | 0.25倍 |
| フィルター系 | 55mm |
| 質量 | 約130g(前後キャップ・フードは含まず) |
| Amazon価格 | 54,730円 |
僕の一番の星空撮影におすすめのレンズはLEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.です。
「写りよし、明るさよし、価格よし」のマイクロフォーサーズ星景撮影には最強レンズだと思います。
換算18mmの超広角に加えF値1.7は、まさに星空撮影のために開発されたのではないでしょうか。
実売価格も2024年12月時点で55,000円以下の撒き餌価格!


そしてもう一つのイチオシは、なんと言っても軽いこと。なんと130gしかありません。
ちなみにOM SYSTEM(旧Olympus)の星空AFもバッチリ動作します。
マイクロフォーサーズで星空撮影をするなら、ぜひ買って欲しい1本です。
LAOWA 7.5mm F2 MFT
| 最小F値 | 2.0 |
|---|---|
| 焦点距離 | 7.5mm(35mm換算15mm) |
| 絞り形式 | 7枚絞り |
| 最短撮影距離 | 0.12m |
| 最大撮影倍率 | 0.11倍 |
| フィルター系 | 46mm |
| 質量 | 約170g |
| Amazon価格 | 79,232円 |
LAOWAは中国のレンズメーカーで、7.5mm F2 MFTは星空撮影に向いていると評判のレンズです。
35mm換算2倍となるので構造上マイクロフォーサーズは広角レンズが難しいのですが、その中でも7.5mmはかなりの広角と言えます。
AFはついていないので普段使いはしにくいですが、星空撮影は基本MFなので問題ないでしょう。
天の川を大きく撮影したいなら、ぜひとも欲しい1本です。
PearGear 12mm/F2.0
| 最小F値 | 2.0 |
|---|---|
| 焦点距離 | 12mm(35mm換算24mm) |
| 絞り形式 | 10枚 |
| 最短撮影距離 | 0.20m |
| 最大撮影倍率 | ー |
| フィルター系 | 62mm |
| 質量 | 約230g(前後キャップ・フードは含まず) |
| Amazon価格 | 20,614円 |
Pergearも中国のレンズメーカーで、12mm/F2.0も星空撮影に向いており僕も愛用しています。
なんと言っても安い!Amazon価格で20,614円です。(2024年12月時点)
意外と写りもよくて、星の色味をしっかり表現できています。
広角過ぎると天の川や星座に迫力が出ない時があるので、そんな時に12mm画角はちょうど良いと思います。

こちらもMFのみでフォーカスリングの回し心地はネットリしていますが、じっくりピントを合わせるならこれくらいでOKです。
低価格で星空撮影向きのレンズを探している方はぜひ選択肢に入れてください。
SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary
| 最小F値 | 1.4 |
|---|---|
| 焦点距離 | 16mm(35mm換算32mm) |
| 絞り形式 | 9枚羽根 円形絞り |
| 最短撮影距離 | 0.25m |
| 最大撮影倍率 | 0.5倍 |
| フィルター系 | 67mm |
| 質量 | 約395g |
| Amazon価格 | 62,936円 |
SIGMAはたびたび星空撮影の神レンズを出してきていますが、16mm F1.4 DC DN | Contemporaryも星空撮影に高評価です。
16mm(換算32mm)で少し画角が狭いですが、天の川や星座を大きく切り取って撮影するのにちょうどいいです。
星空撮影だけでなく、標準画角のレンズとしても活躍してくれるでしょう。
まとめ
以上、10万円以下で買えるマイクロフォーサーズの星空撮影におすすめ単焦点レンズでした。
このうち僕はサンプル写真を載せているLEICA DG SUMMILUX 9mm / F1.7 ASPH.とPearGear 12mm/F2.0を所持しています。
どちらも星空撮影に必ず持っていくレンズで、これまでたくさん活躍してくれました。
ちなみに星空AFを搭載して星空写真に力を入れているOM SYSTEMは意外と星空撮影向きのレンズが少ないんですよね。
M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROは向いていると思いますが、お値段の関係で今回は対象外としました。
マイクロフォーサーズは本体だけなくレンズも低価格なことが魅力なので、ぜひ購入の参考にしてください。