注目キーワード
  1. 星空撮影
  2. OM-1

42,000円で買えるM.ZUIKO 75-300mm F4.8-6.7激安超望遠レンズで野鳥撮影に挑む

最近は野鳥撮影も始めているわけですが、野鳥撮影といったら数十万の超望遠レンズが当たり前の世界です。

中には100万超えのレンズをぶら下げて撮影に来ている人も珍しくはないでしょう。

でも、そんなにお金の出せない人はたくさんいますよね。お小遣い生活の僕もその一人です。

そんな人たちの救世主がOM SYSTEMから販売されているM.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱです。

今回はこのお買い得な超望遠レンズで野鳥撮影ができるのか、僕なりにレビューしたいと思います。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7Ⅱの基本性能と外観

最小F値 4.8~6.7
焦点距離 75~300mm(35mm換算150~600mm)
絞り形式 7枚(円形絞り)
最短撮影距離 0.9m(焦点距離75mm) / 1.5m(焦点距離75mm以外)
最大撮影倍率 0.18倍
フィルター系 58mm
質量 約423g
手振れ補正 なし
Amazon価格 42,404円

スペックは上記の通りです。軽いので助かりますね。

この価格・サイズ感で換算600mmを実現できているのは本当にすごいと思います。

ただ手振れ補正はないので要注意です。

僕の使っているOM-1はボディ内手振れ補正が強力なので大きな問題を感じたことはありませんが、手振れ補正がない or 貧弱なカメラだと苦戦するのかもしれません。

ちなみに僕の購入した時は39,209円でした。3,000円以上値上がっているんですね。

外観はこんな感じです。

OM SYSTEMになってから簡易パッケージが採用されるようになったようです。

レンズ外観。でっかい筒ですね。

HAKUBAのレンズフィルターをインストール。転ばぬ先の杖ですね。

カメラに装着するとこんな感じです。

レンズフードは付属しない

レンズフードは付属しませんので、別途購入しました。

純正品でLH-61Eが使えるようです。

自分は互換品のJJC LH-J61Eを購入しました。

カメラに装着したら、こんな感じ。一気に超望遠っぽくなった気がします。

野鳥撮影に使えるのか?

手振れ補正がないことにさえ問題なければ、特に撮影できます。

前述の通り僕の使用しているOM-1は7段5軸手振れ補正が強力なので、それほど困るシーンはありません。

僕が唯一思ったことは「換算600mmって野鳥界ではまだまだ広角なんだな」ってことでしょうか。

野鳥は小さいものが多いので、相当近くに来てくれない限りはトリミング必須になりそうです。

F値6.7はやっぱり暗い

注意点としては望遠端ではF値が6.7になってしまいますので、AFが遅くなる傾向になります。

それは仕方のないことですが、森林の野鳥撮影は日光の入りが弱くなりがちでF値の低さはISOの上昇にも繋がりますのでデメリットと言えるでしょう。

逆に公園などの日光が入りやすく明るい環境であれば大きな問題にならなさそうです。

ズームリングの回転角は大き目

ズームリングをワイド端からテレ端に持っていこうとすると、手首ひと捻りでは無理です。

回転角は少し大き目に設定されていますので、素早いズーム操作は難しいと思います。

解像感は意外と

上記の写真くらいの解像感は出るので、意外と悪くないと思っています。

もちろん画像補正はしていますが、嬉しい誤算でした。

人によって求める画質レベルは違うと思いますが、SNSにアップロードするレベルであれば十分と感じました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROレンズに2倍テレコンバーターを付けるよりかは画質が良いと感じている方も多いようです。

ノイズ除去は必須な気がする

望遠端ではF6.7まで上がりますので、シャッタースピードが必要な野鳥撮影では、どうしてもISOが上がってしまいます。

そうすると気になるのがノイズ問題です。

さすがにISO6400以上になるとノイズがシャレになれないレベルになります。

今時のノイズ除去ソフトがあれば許容範囲まで改善できる

カメラのモニターではノイズがどれほど出ているか分かりにくいので、現像のタイミングで気づいてガッカリすることがあります。

ISOオートを使わず手動で設定するか、ISO限界を設定するのがセオリーですが、それでも上げざるを得ない時がありますよね。

しかし、この問題も最近のノイズ処理ソフトはとても優秀なので、実は結構持ち直すことが可能です。

[twentytwenty]

[/twentytwenty]

この画像はうっかりISO12800で撮影してしまった写真をPureRaw3でノイズ処理したものです。

許容範囲は人それぞれですが、僕は十分使えるレベルになったと思っています。

思い切ってISOを上げて、後からノイズ処理をするという方法で野鳥撮影を楽しめるんじゃないでしょうか。

逆にISOを上げずに露出アンダーで撮影し、現像時に明るくする方法でもいいと思います。

ノイズ処理に関しては、こちらの記事でも書いているのでぜひご覧ください。

関連記事

星景写真を撮影していると必ずついて回るのがノイズとの戦いです。 僕はOM SYSTEMのOM-1いわゆるマイクロフォーサーズ機を使っているので、なおさら気を使わなければいけません。 ノイズといっても高感度ノイズと長秒時ノイズがあ[…]

検証結果

メリット

  • 価格が安い
  • 軽い
  • 意外と写りがいい

デメリット

  • 望遠端はF6.7と暗い
  • F値が高いためボケにくい
  • 手振れ補正がない

まとめ

M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7は低価格で買える超望遠レンズでありながら、野鳥撮影にも十分使えます。

F値の高さや手振れ補正のないところがネックですが、それを補うことは可能なので迷われている方は買ってよしだと思います。

低価格レンズでも野鳥撮影を楽しみましょう。